午後の恐竜
「 午後の恐竜」
そうこれは星新一先生の作品
星新一先生はショートショートと言う分野でたいへんご活躍になられた小説家さんです
わたしがまだ本を読むという習慣がなかったころ
たしか姉からの紹介で
「ちょっとこれでも読んでみたら?」「学生なんだし本でも読みなさい」って感じだったとおもう
実際読んでみると今まで出会った小説とはまるで違う、なにか4コマ漫画のような小説
短い作品ではたったの数行で終わる・・・
時間だけが食われていく恐ろしい小説って当時のわたしはおもいました もちろん面白くて夢中になって
なぜかこの形式の先駆者星新一先生の作品を邪道とかいろいろ良くない風に評価することがあるとそのあとしばらくして知りました
おもしろいおもしろくないはいいんですけどね・・・
人間なんにだってあうあわないがありますからね
ま、そんなことはどうでもよくて自分は読み漁りまくり
いつしかじぶんの書く文章もその影響があるかのごとく変化していきました(自己判断)
長い月日が流れわたしはまた本を読まなくなりました
理由はいろいろ
そしてある日ふとで検索してみたんです
「午後の恐竜」と
他の作品もいろいろ見つけることはできましたが
「午後の恐竜」は1件しかみつけられませんでした
数千ある星新一先生のショートショート作品
すべて読んで聞かせてくれる方はこの世界のどこかにいるのでしょうか?
わたしはおそらくほぼすべてを読み、そのほとんどを忘れてしまっている おわり